ペーストとは、1730年にフランスの Georges Frederick Strass によって製作された、鉛を多く含むグラス。そもそもは高価なダイアモンドの代替品として作られたペーストですが、ペーストジュエリーの製作には高度なスキルを要し、その美しさからも立派なジュエリーとして王室などからも高く需要がありました。18世紀から19世紀にかけて、高級宝石を模倣し、盗難防止のためにも作られたジュエリーです。
裏側に銀箔を張ったガラスとは違った輝きが魅力的です。
また見えないところにまで気を使った彫刻には目を奪われます。
素材:9KPG&Silver
年代:1800年代末
サイズ16㎝