ヴィンテージのレディース腕時計というと、ドレッシーで華奢なイメージですが、1950~60年代頃には実用性を求めたシンプルスマートなものが増えてまいります。女性の生活スタイルの変化とともに腕時計を必要とするシーンが特別から日常へと移り変わった時代だったということでしょうか。こちらのレディースロレックスはレディースならではのスマートなスタイルながら、エンジンターンドベゼルと総称される装飾が施されております。ヴィンテージメンズロレックスにしばしば登場するエンジンターンドベゼルは旋盤で放射状の刻みを施した技法、エンジンが回転する様を現すとも言われているがっつり男前なテイスト。このミックスさ加減が絶妙な一本です。
Rolex Precision
ForLadies
Cal.1400
18KYG
22.5mm
c1960