1930年代のマルカジットのネックレスです。マルカジット(マーカサイトとも呼ばれます)とは黄鉄鉱石(パイライト)。ジュエリー用にローズカット状に研磨した石をシルバーの台に留めてあります。18世紀中頃からヨーロッパで盛んにダイヤモンドの代用品として生産されました。ビクトリア時代に流行しましたが、のちのアールデコ時代にもマルカジットのシャープな輝きが注目を集めて再び大流行いたしました。
6面体にカットすることで生まれる輝きが魅力です。ダイヤモンドとは異なった独特の重厚感のある輝きを放ちます。
Marcasite Necklace
c1930
Silver
France